大会レポート・フォトギャラリー
オンライン開催となった第11回ヒューマンアカデミージュニアロボット教室全国大会
では、27名の出場者の創意工夫が凝らされたロボットの発表が行われました。
大会の様子を写真で
振り返ろう!
MVP
アドバンスコース 中根 隆成さん(小5)
東京都 勝どき駅前教室
アートくん
ロボットに文字を書かせるとき、筆圧の調整が難しいのですが、上手くやっているのだろうなと感じました。
プログラムがとてもよく考えられていると思います。我々審査員もうなるような素晴らしく高度な作品です。
アイデアコンテスト
アイデアコンテストは普段使用しているロボットキットを使って製作したオリジナルロボットの完成度を競います。デザイン性やコンセプトのユニークさ、構造や仕組みの工夫などを基準に審査します。アドバンスコースの部は、プログラミングによるロボットの制御技術が加わります。
今年も多種多様ユニークなアイデアがつまったロボットが集まり、審査員も年々レベルが上がっていると評価する完成度の高い発表が行われました。
プライマリーコース最優秀賞
鈴木 奏人さん(年長)
埼玉県 ウニクス川越教室
ロボヘリコプター
100点満点の発表ですね。ロボットもすごくおもしろかったです。ちゃんとテールローターが回っているのがいいですね。これからもがんばってすてきなロボットを作ってください。
ベーシックコース最優秀賞
藤原 悠叶さん(小3)
大阪府 南森町教室
ビー玉くんの大冒険
私も科学館でビー玉や鉄球が転がる展示を見ていると、ずっと時間を忘れて見ていられるのですが、その科学館にある展示物に匹敵するようなおもしろいロボットだったと思います。
階段を一段ずつ上っていくビー玉と、そしてそこから一気にジャンプする、その対比もおもしろかったです。
ミドルコース最優秀賞
勝又 皇晴さん(小4)
愛知県 大高青山教室
犬型ロボットはっぴーくん
立派なコミュニケーションロボットですね。言葉を聞き分けようとすると結構かしこいコンピューターが必要になってきますが、今回はかける言葉の長さで何と言ったのか聞き分けている、非常におもしろい仕組みだと思いました。
心が通じ合っているといった感じがして、本当にかわいらしい作品だと思います。
アドバンスコース最優秀賞
大藏 芽衣さん(中1)
愛知県 豊成教室
機織りロボ
おもしろいロボットですね。機織りの交互に糸の高低を逆転させるところなど、人の手でやると大変そうな部分を自動化してあって、非常に魅力的な作品だと思います。
織りあげた作品も見てみたいなと思いました。
協賛社特別賞
松野 晃誠さん(小1)
愛知県 大高青山教室
スパイダーロボ
ヒューマン特別賞
藤本 幸生さん(小5)
タイ・日本人会教室
ロボファント
テクニカルコンテスト
テクニカルコンテストは、ロボットを使い規定エリア内に設置されたパーツを一つずつキットケースに運びます。2分間の制限時間内に運んだもののうちキットケースに残ったものを点数化し得点を競います。
難易度の高い課題ながらも各自スピードと正確性を追求したロボットを作り上げ、白熱のレースが繰り広げられました。
優勝
新庄 聡貴さん(小6)
愛知県 大高青山教室
速さの中にもミスがなくスムーズさがありました。
これ以上の得点の取りようがないくらい、完璧なトライアルでした。
2位
佐藤 開人さん(中1)
愛知県 鹿山教室
動きに無駄がなく非常に安定していました。
ロボットが減速してから止まっているところがいいですね。
3位
松井 愛佳さん(中2)
愛知県 豊橋中野教室
ノーミスで非常に安定して動いていました。
長いアームを有効に使っていました。
テクニカル特別賞
德田 雄貴さん(中1)
東京都 江戸川大杉教室
審査委員長 高橋智隆先生の総評
今年もみなさんの素晴らしいロボットに出会えて、充実した一日でした。みなさんこの一日、本当にいろんな刺激を受けたと思います。
視聴者のみなさんも他の子どもたちが作るロボットは、こんなアイデアがあるのか、こんなすごいことができるのか、自分だったらもっとこうするのに、いろんな考えを持ったのではないでしょうか。
きっと今日は、そんな自分自身の独創性が刺激され、脳みその活性が高まった状態かと思いますので、この後、ちょっとロボットのことを考えてみると、良いアイデアが浮かんでくるかもしれません。私もぜひそうしたいと思います。今日の大会の刺激をまた次に活かして、毎週のロボット教室の授業を充実させ、身の回りにあるものに対しても科学的な興味の目を向け、それによってより深い学びに結びつけていってください。
最後に、みなさんの学びと大会を支えてくださった教室の先生方・保護者のみなさん、本当にありがとうございました。
子どもたちのキラキラと楽しそうに、頭をフル回転させてロボットに取り組んでいる様子、それは必ず子どもたちそれぞれのキャリア、我々の住む社会に還元されていくはずです。